和装人形展より(すでに終了) [貸しギャラリー ヴェガ]
吉田喜美枝さん作 三味線をひく人、鳥追い
店主の母方の祖母は台湾が日本領土であった時に(知らない人もいっぱいいるでしょうね。50年間ですよ。)台南神社の近くの日本人町で小さな造り酒屋の娘として成長し、戦後日本に着の身着のままで引き上げてきました。台湾時代に三味線を習っていたらしく、御仕立物の内職で貯めたお金で安物の三味線を買って引いていました。「やっぱり安物はだめだねえ。」とか言ってるうちに三味線を見なくなりました。音曲は昔の女子のたしなみでありました。
和装人形を見ていると、昔が遠くなっていくのを感じます。
コメント 0