和装人形展より [貸しギャラリー ヴェガ]
吉田喜美枝作 男の子二人
普段着と正装の男の子です。昔は、TPOや身分によって服装が決まっていました。子供でも、晴れ着といって
儀式やよそいきの衣服がありました。
同上 御姐さん(昔の働く女性)
縞柄の帯は粋だと聞きました。粋な年増の御姐さんが煙草に火をつけているところでしょうか。
ところで、年増とは娘盛りを過ぎた年齢のことですが、なんと、江戸時代は二十歳過ぎたら年増と言われました。中年増は23~29歳、大年増は30歳近くです。若くないというのではなく、昔は若くても大人の落ち着きがあったのだと思います。
同上 ちぎり絵(椿)
ちぎった和紙の繊維で輪郭線がとてもやわらかになっています。
佑子さん作 鬼
とてもユーモラスな鬼です。
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