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和装人形展より(終了) [貸しギャラリー ヴェガ]

 展示は終了いたしましたが、お許しを得ていますので、引き続き作品をご紹介します。
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        吉田喜美枝作       赤ちゃん
 昔の赤ちゃんはお母さんお手製のこういった産着を着せてもらっていたんですね。かくいう店主も産着は母親のお手製でした。
 この赤ちゃんたちは和紙ではありません。和服の生地で制作されています。和紙人形もちぎり絵もすべてが
吉田喜美枝さんのオリジナルです。どなたかに習ったとか、教室に通って習得したものではなく、ご自分で作られたそうです。

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         同上            芸者
 少し前までは、日本のイメージは「フジヤマ、ゲイシャ」でありましたが、テレビでも時代劇の番組がなくなり
今の子供たちがかつての日本文化に触れる機会がう~んと減ってしまいました。吉田家では、これからも
この人形さんたちが大事に保存されていくことと思います。
 店主などは、こういう姿を見ると、「チン、トン、シャン。」と三味の音(しゃみのね)が聞こえてくるような気がいたします。幼いころには祖母が年中着物を着ており、娘時代に習った三味線をつま弾いていました。

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         同上            姫二人
 御髪(おぐし)がグレーなのは、色あせたのではありません。デザイン的なものです。
 黑でないぶん、やさしい感じがしませんか。




     

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